月刊「理系への数学」数学パズルにトドメをさす?! 今月のFlash    おまけは→こちら
第19回
2011年 12月号
覆面算を作れ 〜良問?難問?悪問?〜
覆面算に挑戦&オリジナルの覆面算を作る

目的

ランダムに出題される覆面算に挑戦しましょう。また,問題編集モードではオリジナルの覆面算が作成できます。

ランダム出題モード

「3桁+3桁」または「2桁×2桁」の覆面算をランダムに出題します。

問題編集モード

「A+B=C」または「A×B=C」の形式で,A,Bが4桁以下,Cが5桁以下となる範囲の任意の数式に,文字を当てはめて覆面算を作成する作業が簡単に行えます。おまけの一覧にある数式から問題を作る際などにご利用下さい。また,複数解のない適切な覆面算となる数式であるかどうかをチェックする機能も実装しています。

操作方法

ランダム出題モード

問題中の文字,もしくは,右側の対応表の該当欄をクリックすると,その文字が全てハイライトされるので,その状態でその文字に対応すると思われる数字を下の表から選びクリックします。また,既に数字が設定されてる文字を選択して「消す」をクリックすると,その文字と数字との対応関係を取り消します。

全ての文字に正解と思われる数字を設定して「決定」をクリックすると,正解か不正解を判定します。不正解の場合は「再挑戦」をクリックして再考することができます。また,「ギブアップ」をクリックすると正解が表示されます。

※ 出題モードでは,ランダムに文字を割り振るため,偶然不適切な文字列が表示される可能性があります。

問題編集モード

ランダム出題モードから「問題編集モードへ」をクリックすると,直前に表示されていた問題の数式に別の文字を割り振ってオリジナルの覆面算を作ることができます。

数字に文字を割り振るには,式中の数字,もしくは対応表の該当欄をクリックしてハイライトしてから,文字を表から選んでクリックします。

自分で用意した数式を入力するには,「数式新規入力」をクリックして入力画面に移動します。加算か乗算かを選び,2つの数字を入力欄に半角でタイプして,決定ボタンをクリックして下さい。「値が不正です」と表示される場合は,計算結果が6桁以上になっていないか確認して下さい。

入力した数式に文字を割り振って覆面算を作る場合,そのままでは複数解がない保証はありません。そのため,数式入力後には「複数解チェック」のボタンが出現し,これをクリックすると別解がないかプログラムがチェックします。数式によってはチェックに時間がかかりますので,やめたい時は「中止」ボタンをクリックして下さい。

複数解が見つかった場合「複数解有り」のマークがつき,解がいくつあるかを表示します。また,唯一解であることが確認されると「唯一解確認済」のマークがつきます。なお,チェックを行わなくても,また複数解が見つかっても,式に文字を割り振る作業は同様に行うことができます。また,文字を割り振る作業の途中でチェックを行うこともできます。

※ 「ランダム出題モードへ」をクリックすると出題モードに戻りますが,その際,編集結果は失われるのでご注意下さい。