月刊「現代数学」数学パズルにトドメをさす?! 今月のFlash
第42回
2014年 3月号
配置を変更せよ!(その1) 〜コインで一人遊び〜
コインの並べ替えパズルに挑戦
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パズルのルール

Tait's 8 coin puzzle

2種類のコイン(ここでは10円玉と100円玉)が全部でn枚交互に並んでいる状態から、隣り合う2枚をペアにして空いている場所に動かすという動作のみを繰り返して、全ての10円玉が連続する部分と全ての100円玉が連続する部分からなる列に並べ替えて下さい。

Hop over puzzle

横1列の2n+1マスに、左端からn枚の10円玉が、右端からn枚の100円玉が並べられている状態から、左右のグループを入れ替えて下さい。その際、1回の動作では1枚のコインを空いているマスに移動させることしかできず、10円玉は左から右へ、100円玉は右から左へしか動かせず、1回での移動距離は2マス以内とします。

目的

横1列に並んだコインをルールに従い並べ替える2種類のパズルに挑戦して下さい。本編記事でも紹介した正解例もアニメーション表示されるので、その規則的な動きを観察しましょう。

操作方法

・画面下からどちらかのパズルを選択し、数字をクリックするか矢印ボタンでコインの枚数を選択した上で「Start」ボタンをクリックすると、パズルが開始します。

・各パズルでは、「Solution」をクリックすると正解例のアニメーションを見ることができます。(アニメーションは「Cancel」ボタンで途中でやめることができます。)

・「Change settings」で、パズル選択モードに戻り、「Retry」で同じパズルに最初からチャレンジできます。

Tait's 8 coin puzzle

隣り合う2枚のコインの間あたりをドラッグすると、その2枚をまとめて移動させることができます。

Hop over puzzle

移動可能なコインをクリックすると、そのコインが空きマスに移動します。

最少手数について

Tait's 8 coin puzzleでは、コインが2n枚(n≧3)の場合はn手、2n+1枚(n≧2)の場合はn+1手が最少手数となります。

Hop over puzzleでは、コインがn枚+n枚の場合、n(n+2)手の手順(および、それと左右対称な手順)が唯一解となります。

詳細は本編記事を参照して下さい。