石谷 茂 著ISBN978-4-7687-0346-5
A5判 / 360頁 / 3,500円 /
分類 : 石谷 茂 在庫状況 : 有
本書は著者が雑誌「理系への数学」に長期にわたり大学入試問題の中から高校数学の学習のモデルとなる良問を選び,その問題の創作のルーツに戻って骨子を自ら実感しながらユニークでエレガントな解答の導き方を実例で示されたものである.
問題の中には先人の貴重な財産が満ちており,そこにはルーツがあり,そのルーツを知ればなるほどと思い,視野が開けて見通しがよくなることは楽しいことである.本書が問題解法のわざを磨くだけでなく,手間ひまを惜しまず個性を育む知恵を得るのに役立てが幸いである.
- 第1章 ルーツに基づいた数列と漸化式の難問の解き方
- 第2章 複素平面上での1次変換とジュウコフスキの変換
- 第3章 微積分とその応用(代数関数・三角関数)
- 第4章 微積分とその応用(指数関数・対数関数)
- 第5章 微積分とその応用(定積分で表された関数)
- 第6章 微積分とその応用(双曲線と積分の奇縁)
- 第7章 教科書からのエスカレーション
- 第8章 数学の個性と無限大の魔術