大野栄治・木下栄蔵 著ISBN978-4-7687-0354-0
A5判 / 228頁 / 2,700円 /
読者対象:種々の分野で評価と意思決定を研究・勉強されている研究者,学生,実務者.
分類 : OR 在庫状況 : 無
ますます混迷を深める現代社会において評価と意思決定というキーワードはたいへん重要になってきている.それは近未来の政治,経済,経営の問題,あるいは個々人の進路選択など,さまざまな条件が錯綜する中で最も重要な戦略目標を達成するために最適な選択を効率よく行うことの必要性が高まっているからである.AHPは新しい決定手法で,人間なら誰もが持っている経験や勘という感覚情報を意思決定のプロセスにおける重要な要素にしているところにある.コンジョイント分析は消費者や顧客の選好構造を把握する手法である.
1.公共事業評価における新しいパラダイム 2.公共事業の決め方と公共受容 3.AHP理論の解釈 4.AHPによる交通手段分担率の推定 5.AHPと比較構造分析法 6.コンジョイント分析の理論と課題 7.コンジョイント分析によるビオトープの環境経済評価 8.CVM調査とコンジョイント分析 9.ソフトによるAHPとコンジョイント分析