本書は，パソコン統計ソフトとして広く普及しているSPSSを利用できる環境にある読者が，多変量解析を含む統計学の各種手法についての具体的計算法を平易に理解できるように配慮して執筆された，大学や大学院の講義や演習用，および社会人が実際に統計解析を行う際の統計学の補助テキストとして利用可能なものである．
例題には，なるべく多くの実際例（特に医学，看護学，生物学，心理学，教育心理学）を取りあげるようにつとめた．この他に，本書の特色としては，SPSSの使い方で困った際に手助けとなるように各章にＱ＆Ａのコーナー

第1章　SPSSの基本的使い方　
第2章データの要約　
第3章統計的推論
　第4章分散分析　
第5章回帰分析
　第6章測定の信頼性と妥当性　
第7章主成分分析　
第8章因子分析　
第9章クラスター分析　
第10章判別分析　
第11章ロジスティック回帰分析　
第12章対数線形モデル　
第13章生存時間データの解析　
第14章さらに進んだ分析法ー多変量解析法を中心にして