小林幸夫 著ISBN978-4-7687-0378-6
B5判 / 380頁 / 2,900円 /
分類 : 線形代数 在庫状況 : 有
―楽屋裏から「なぜこう考えるか」を探ってみよう―
【本書の特色】
●具体例から線型性の概念に進めて線型空間に到達する。まず具体例を通して線型という概念に気づかせ、次に線型写像の考え方を理解し、その後で線型空間を定義する。
●階数と行列式とを連立1次方程式が求まるしくみと結びつけて導入する。階数を定義してから連立1次方程式と関係に進めると、する必然性が把握しにくいと考えたからである。行列式も同様である。
●連立1次方程式を線型写像の立場で見る。線型写像はマト
(目次)
0.プロローグ―線型代数の探求のはじめに
1.連立方程式論―出力から入力を制御する方法
2.連立方程式再論―連立方程式の意味を幾何で探る
3.線型空間
4.線型変換
5.固有値問題
6.エピローグ―非線形への世界へ