数理哲人 著ISBN978-4-7687-0400-4
四六判 / 50頁 / 2,800円 /
分類 : 受験数学 在庫状況 : 有
東京大学の入試も,ゆとり教育や学力低下問題に対しては,巧みな対応を重ね,年々進化を遂げている。過去に出題された,三角関数の加法定理(1999年)や,π>3.05(2003年)を証明させる問題の発するメッセージは,数学の正しい学び方や,懐疑的精神を獲得することの重要性を伝えるものである。このように東大入試は,日本の高校数学を牽引する社会的影響力をもつ。
2009年の出題には,いくつかの進化がみられた。数理哲人は,大学が出題に込めたメッセージを、受験生および指導者の皆さんにお届けする伝道師としての責務を負っている。
DVDに収録した講義では,問題の狙いや本質を明らかにするように務めた。覆面の貴講師・数理哲人のデビュー戦である。
米谷達也 監修
(概要)
本書で伝えたいこと
本書とDVD講義の意義
2009年度 東京大学・文科(傾向分析12分・講義4問・55分)
2009年度 東京大学・理科(傾向分析15分・講義6問・119分)