本書は35年間物理学を教えてきた超ベテラン教授が「力学」の講義を行ったときのノートをもとに書かれている。幹となる重要な力学法則の聞の関係を明確にし、全体の流れを筋をおって読めるように記述すると同時に、初年次に修得しておくべき様々な数学的手法をできるだけ取り入れ「力学」を学びながら数学的解析力も身につけることができるように解説した。
高校レベルの数学力を前提としてそれを発展させていくことにより無理なく読めるように工夫しである 。
また、本文の随所には思考力や計算力を養成するための基本的な問題がちりばめられており,
知恵と基礎体力の養成に役立つように構成されている。
さあ、高い頂きにむけて力学三昧の日々を満喫しよう!