長田直樹 著ISBN978-4-7687-0514-8
A5判 / 305頁 / 2,900円 /
分類 : 数学一般 〇
[概要]
「ニュートンの数学上の最大の業績は,彼が流率法と呼んでいた微積分学の創出である.本書では,前半は微積分学の発見の前史から完成まで,後半は代数学と数値計算を扱う.代数学はルーカス教授職の講義録としてまとめられており,算数レベルのものから最先端の代数方程式論までバラエティに富んでいる.
また,本書では原書の雰囲気が感じられるよう,重要な箇所の原文をそのまま日本語に翻訳している.引用箇所は段下げし,その後に現代の表記法で微積分あるいは線形代数などを用いて解説する.
[内容]
数学者になるまで/章流率法の発見以前(1) ? 一般二項定理/流率法の発見以前(2) ? 法線,接線,曲率/流率法の発見 「1666 年10 月論文」/流率法の完成/ニュートンの代数学(1) /ニュートンの代数学(2) ? 方程式論/ニュートンの数値計算(1) 補間法/ニュートンの数値計算( 2 ) 補概法