改訂新版 群と幾何学
難波誠 著
ISBN978-4-7687-0614-5
A5判判 / 292頁 / 3,000円 /

分類 : 数学一般  〇
今回の新版では, 旧版を詳細に調べ, 多くのミスや語句・記号を訂正し充実を計った.本書は図形を見ながら考えることに主眼をおいている.群の基礎理論からはじめ,前半では図形の対称性を群で記述する事を論じる.くり返し文様の群や鏡映の群が魅惑的に出現する.後半では主として基本群と被覆面の理論を解説する. これは眼で見るガロア理論とよばれる一種のモデルの話である.図形的な見方はガロア理論を学ぶとき,その本質的部分に対する理解を非常に容易にするだろう.
実例を重要視し,実例を観察した上で命題の証明を自分で試み,最後に実例にあてはめつつ証明を読めば,理解は完全に出来ることを本書は試している.
【内容】 群の概念/いろいろな群/対称性と群/部分群と正規部分群/群の同型/群の準同型/くり返し文様と結晶群/ユークリッド幾何学と射影幾何学/射影平面と斉次座標/複素平面と複素球面/天使と悪魔の幾何学/複素球面の回転/基本群/被覆写像"



書籍の検索
書名に を含む
または   かつ
著・訳・編者名に を含む
[前のページに戻る]
価格は消費税別です
TopPage 月刊理系への数学 書籍の検索 常備書店の一覧 書籍関連 LINK
Copyright 2000-2008 Gendai-Sugakusha. All rights reserved.