1.ファイルの内容

これは、教科書 「基礎と実践 大学新入生のための微分積分」 「基礎と実践 大学新入生のための線形代数」 のための成績処理システムです。 微分積分用線形代数用半期分の微分積分演習用の3種類をそれぞれのディレクトリに入れてあります。 各ディレクトリの中は次のようになっています。 Excel成績処理:毎回のテスト、レポート、期末試験、最終成績、欠席を処理するExcelファイル Remark読み取り:マークシートをドキュメントスキャナーで読み込み、Excelファイルに渡す為の、RemarkOfficeOMRのフォーマットファイル 解答用紙と正解:毎回のテスト用のマークシート解答用紙と正解、レポート解答、 期末試験:5年分の期末試験と解答用紙と正解

2.成績処理の仕方

大まかな流れは次の通りです。
1. 毎回の講義の終わり20分ぐらいで、教科書のテストをさせます。その間に、解答用紙を一人一枚づ つ配ります。回収します。 2. 回収した解答用紙と正解をドキュメントスキャナーにかけ、RemarkOfficeOMRでマークシートを読 み取ります。結果は適当な名前でセーブしてください。 3. 読み取りミス(緑や赤など)や、用紙飛ばし等を解答用紙と比べてチェックします。ミスの多い解答用 紙は斜めに読み込まれているので、読み込みしなおします。 4. 学生番号(ID)の順に整列させます。空きの番号は欠席者ですから、補完します。Excel形式でセ ーブします。 5. セーブしたExcelファイルを開け、コピーアンドペーストにより、成績処理ファイルの該当するシートに入 れます。欠席者は、解答欄が空白なので、欠席の列に1を入れます。 6. 以上を半期(15回)分実行し、レポートの採点も入力します。 7. 最後に、期末試験も同様に処理すると、自動的に成績と欠席が出てきます。 8. テスト、レポート、期末試験の割合は自由に変えれます。
以上の作業で、採点、成績処理の作業量は飛躍的に減ります。また、教育効果も大きく、 大部分の学生は、マークシートにより良好な成績をとる傾向があります。 また、最後の期末試験は筆記試験にしてもよいでしょう。